Statcast データの列(変数)の意味を調べるリファレンスと、セイバーメトリクス指標の定義を学ぶ Glossary を、英語・日本語それぞれ紹介する。
MLB データを触っていて「調べたいもの」は、だいたい次の2つに分かれる。
release_speed・launch_angle など)が何を意味するかを調べる| 調べたいもの | 英語(公式) | 日本語 |
|---|---|---|
| データの列(変数)の意味 | Baseball Savant CSV Documentation | baseballr および statcast の説明(中央大学 酒折研究室) |
| 指標の定義・背景 | MLB 公式 Statcast Glossary | 1.02 ESSENCE OF BASEBALL Glossary(DELTA) |
おすすめの流れ: まず日本語ページで概念をつかみ、分析で実際に使う段階では英語の公式ドキュメントで正確な定義を確認する。レポートに指標を書くときは、公式 Glossary を引用元にすると説得力が上がる。
https://baseballsavant.mlb.com/csv-docs
Statcast Search からダウンロードできる CSV の全列の公式定義。pitch_type(球種)、release_speed(初速)、launch_angle(打球角度)、estimated_woba_using_speedangle(xwOBA 系)など、1球単位データの約118項目が一覧になっている。
pybaseball.statcast() や R の Statcast 取得関数が返すデータフレームの列も、基本的にこの定義と同じ。https://www.math.chuo-u.ac.jp/~sakaori/baseballr.html
中央大学の酒折文武先生による、R の baseballr パッケージと Statcast データの日本語解説。第4章に Statcast データの変数の日本語対訳表があり、CSV Documentation の内容を日本語で確認できる貴重なページ。データ取得から可視化・セイバー指標計算までの R コード例も豊富。
zone(捕手視点のプレート上ゾーン 1〜14)、bb_type(打球タイプ: ゴロ・ライナー・フライ・ポップアップ)など。baseballr の関数名やインストール方法は現行バージョンと異なる部分がある。変数の対訳表として使うのが安全で、コードの書き方はデータ収集方法の調査まとめの最新情報を優先してほしい。https://www.mlb.com/glossary/statcast
MLB 公式の用語集のうち Statcast 指標のセクション。xwOBA・Barrel・Sprint Speed・Outs Above Average (OAA) など、トラッキングデータから作られる指標の定義と背景が指標ごとの個別ページで説明されている。
https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_index.aspx
DELTA 社が運営する日本語のセイバーメトリクス用語集。wOBA・FIP・UZR・WAR といった主要指標の日本語解説としては最も充実しており、指標の一覧(アルファベット索引)に加えて「セイバーメトリクスの基本」「WAR の考え方」などの基礎知識の読み物もある。
リンク先の内容・構成は 2026年7月時点の確認に基づく。